ちょうど1年ほど前、東京のお寿司屋さんのデザートで初めて頂いて、とろける食感とジューシーな味わいに感動した極上のフルーツ「せとか」
上品な香りと、果汁たっぷりで濃厚な味わい!キラキラと輝くまるで宝石のようなみかん科の果物です。
先日たまたまスーパーで3個500円という破格の値段で売っていたので、思わず購入しました。
せとかとは?
せとかは2001年に登録された比較的新しい品種で、清見やアンコール、マーコットをかけ合わせた良いとこどりの極上の柑橘類として注目されています。
せとかの名前の由来は、育成地長崎県口之津町から望む早崎瀬戸(はやさきせと)、温暖な瀬戸内地方での栽培を期待すること、せとかの良い香りにちなんで名付けられたそうです。
果皮が薄くみかんのように手でも簡単に剥けますし、じょうのう膜(内皮)も極薄なので口当たりもよく、種がないのも人気の理由ですね。
せとかの旬
せとかの旬は2月上旬〜4月中旬ごろで、3月が出荷の最盛期です。
出荷量は愛媛がダントツの1位、続いて佐賀、愛知、長崎、和歌山の順となっています。
流通量が少なく、木のトゲにより傷がつきやすいため、特に贈答用は値段が張りますが、多少の傷やサイズのばらつきを気にしなければご家庭では訳あり品がおすすめですよ。
せとかの栄養素
せとかは1個あたり約70kcalなので、食後のデザートにちょうどいいフルーツですね。
他の柑橘類と同様、ビタミンCやβカロテン、食物繊維など美容に嬉しい栄養素が多く含まれています。
せとかの美味しい食べ方
とろける食感とジューシーでバランスのいい甘さを楽しめる「せとか」は、やはりそのまま食べるのが一番おすすめです。
果汁がたっぷりなので、生搾りのジュースにしても贅沢ですね。
1つ200円程度で買えたらかなりラッキーなので、スーパーで見つけたらぜひ召し上がってみてください。