カンボジアで主に食べられているお肉は日本と同様で、鶏肉・豚肉・牛肉の3種類です。
牛肉はちょっぴり高価なので、庶民派の我が家の食卓では鶏肉や豚肉を使うことが圧倒的に多いのですが、スーパーで美味しそうな牛もも肉を発見したので、大奮発してひさびさにローストビーフを作ってみました。
ローストビーフは難しそうなイメージがありますが、実はコツさえ覚えてしまえば自宅でも簡単に作ることができます。
いつもの食卓が一気に華やかになりますので、ご褒美ディナーやおもてなし料理にぜひ作ってみてくださいね!
ローストビーフの作り方
フライパンで作る簡単ローストビーフの作り方をご紹介します。
材料
- 牛もも肉(塊) 400g
- 岩塩 小さじ2/3(お肉の重量の約1%)
- 黒胡椒 たっぷりと
- オリーブオイル 大さじ1/2
- にんにく 1〜2片
お肉と相性のいい胡椒はパンチの効いた黒胡椒ですね!
意外と知られていませんが、カンボジア南部のカンポットは世界有数の胡椒の名産地なんですよ。
作り方
- 牛肉を室温に戻す(30分)
- ①に塩胡椒をしっかりすり込む
- フライパンにオリーブオイルとつぶしたにんにくを入れて弱火で熱する
- にんにくを取り除いて、中〜強火でじっくりとお肉の全面に焼き色をつける
- 肉の中心が温まったら、アルミホイルに包んで保温する
- 粗熱が取れたら、お好みの薄さにスライスする
お肉が冷たいと生焼けの原因になりますので、焼く30分くらい前に冷蔵庫から出しておきましょう。
次にお塩を正確に量ってしっかりもみ込みます。
お肉の重量の約1%のお塩が、肉のうまみを一番感じることのできる絶妙な塩加減です。
わたしはお料理の味を引き立てるミネラル豊富な岩塩をいつも使っています。
そして、お肉を焼くときのポイントは中〜強火で全面をじっくりと焼くことです。
くり返しになりますが、片面1〜2分くらいを目安にじっくりと焼きましょう。
なるべく一定の温度で焼きたかったので、今回は保温力の高いスキレットを使いました。
全面に焼き色がついたら、金串などで肉の中心温度を確認します。
金串の先が熱くなっていれば火が通っていますので、アルミホイルで保温しましょう。
取り除いたニンニクも一緒に包んでおくと、香ばしいニンニクの香りがお肉にうつって美味しいですよ。
肉汁が落ち着くまで、このまま放置です!
粗熱が取れたらよく切れる包丁で切りましょう。
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盛り付けの際は、お肉料理と相性のいいクレソンやルッコラを添えるとおしゃれに仕上がるだけでなく、たんぱく質の消化を助けてくれるので胃もたれしにくいですよ。
まとめ
上記のレシピで作ったローストビーフは、お塩がしっかりと効いているのでこのまま食べても美味しいですが、一手間加えた手作りのソースを添えるのもいいですね。
バルサミコ酢を煮詰めた甘めのソースや赤ワインで作る洋風ソース、タマネギをじっくり煮詰めた和風ソースやわさび醤油ベースの大人のソースなどなどお好みのソースでお楽しみください。
【追記】オニオンソースの材料と作り方
材料を鍋で煮詰めるだけの簡単オニオンソースの作り方をご紹介します。
ごはんにも合う和風ソースなので、かいわれ菜を添えたローストビーフ丼にして召し上がってみてくださいね。
オニオンソースの材料
- 玉ネギ 200g
- にんにく 1片
- 醤油 大さじ4
- みりん 大さじ3
- お酒 大さじ2.5
- 砂糖 大さじ1/2
- レモン汁 大さじ1/2
作り方
- 玉ネギ、にんにくはすりおろす
- 小鍋にすべての材料を加えて、中〜弱火で煮詰める(5分)
隠し味として、レモン汁を加えることでフルーティな香りが加わってさっぱりと召し上がれますよ!
玉ねぎをすりおろす作業はハンドブレンダーがあると簡単・便利です。
おまけ:撮影の舞台裏