先日、スーパーですっごく珍しい食材を見つけました。
もうかざめの切り身???まさかのサメ?
実は以前、モウカの星(モウカザメの心臓)を地元の居酒屋さんで食べたことがあったのでそこまで抵抗はなく、100g100円という安さに惹かれて購入しました。
今回の記事では、モウカザメの気になるお味とおすすめの調理法をご紹介します。
モウカザメ(毛鹿鮫・もうかさめ)とは?
もうかさめは、茨城北部や福島、宮城などの海にいるサメの一種で、正式な名前はネズミザメと言います。
マグロ漁で混載することが多く、気仙沼で大量に水揚げされるため、東北でよく出回っているそうです。
モウカザメの切り身|味の特徴とおすすめの調理法
モウカザメはサメ特有のアンモニア臭がほとんどなく、あっさりとしていて、味にもクセがないので、どんな調理でも美味しくいただけます。
加熱しても硬くなりにくいので甘辛く煮付けにしておつまみにしても良し、バターたっぷりのムニエルにすると香り高いソースが絡んで贅沢な味わいです。
しかし、1番オススメなのはサクサクのフライで、柔らかさの中にほどよい弾力があり、お肉のような食感なのにあっさりとしているのが不思議です。
サクッと揚げたフライにタルタルソースをつけると絶品でした!
タルタルソースの材料
- ゆで卵のみじん切り 1個
- 玉ねぎのみじん切り 1/4個(50g)
- 塩、胡椒 適量
- マヨネーズ 40g
- ケチャップ 5g
- はちみつ 5g
- パセリ 少々
モウカザメの心臓|モウカの星
なんと、鮮度のいいモウカザメは生食できるのが特徴です。
モウカザメの心臓も新鮮であれば生で食べることも多く、東北ではモウカの星という料理名で親しまれているそうです。
わたしは地元埼玉の居酒屋・角さんで『もうかの星』を初めて食べましたが、臭みは全くなくてコリコリとした食感がクセになる大好きな味と食感でした。
にんにく醤油やごま油でいただくと、まるでレバ刺しを食べているような感じ!
モウカザメの栄養価
調べてみると、モウカザメは低カロリーかつ高たんぱく(100gあたり139kcal /タンパク質23.4g)で、タンパク質の代謝に欠かせないビタミンB6、貧血を予防する鉄分やビタミンB12などの栄養素が多く含まれています。
また、高血圧や動脈硬化などの予防効果が期待されるEPAや記憶力や言語能力に好影響があると言われているDHAなどの不飽和脂肪酸も豊富です。
まとめ|今が旬のモウカザメを食べてみよう!
モウカザメの旬は4月〜7月と言われているので、まさに今が美味しい時期ですね。
今まで敬遠していたと言う方も、スーパーで見つけたらぜひ召し上がってみてくださいね。
思った以上に淡白な味わいで、意外とあっさりしていて、めちゃくちゃ美味しかったですよ!