先月、お祝いで焼肉屋さんに連れて行ってもらった際にお義父さんがポソっと呟いた一言。
『シャトーブリアンってさぁ、一度食べてみたかったんだよなぁ…』
ということで、人生初のシャトーブリアン。
焼き加減はおすすめのミディアムレアで、口の中でとろける繊細な肉質を堪能しました。
希少価値が高いため幻の高級部位、究極の赤身肉とも言われているシャトーブリアンですが、そもそも一体どんな部位なのでしょうか?
調べてみたので、解説します。
シャトーブリアンとは?
シャトーブリアンとは、牛ヒレ肉の中心部の厚みのある部位のことで、キメ細かい肉質と箸で切れるほどの柔らかさが特徴です。
そもそも、ヒレ肉が牛一頭の3%ほどで約4kgしかない貴重な部位ですが、シャトーブリアンはさらに中心部のみを指し、牛一頭から600g程度しか取れないため非常に希少価値の高い部位として人気があります。
お肉は筋肉を使えば使うほど硬くなると言われていますが、ヒレ肉はほとんど筋肉を動かさない柔らかいお肉です。
さらにヒレ肉の中心部であるシャトーブリアンは全くと言っても過言でないほど筋肉運動をしないので、特に柔らかく繊細で舌触りの滑らかな肉質になるそうです。
また、一般的に柔らかいお肉には脂身がありますが、シャトーブリアンは脂身が少なくて柔らかいという珍しい部位であるため、最高級部位や究極の赤身肉とも言われています。
シャトーブリアンの名前の由来
シャトーブリアンという名前は、19世紀フランス革命時代の貴族フランソワ・ルネ・ヴィコント・ドゥ・シャトーブリアンに由来しています。
シャトーブリアンの美味しさに惚れ込んだ美食家の彼は、この部位ばかり料理人に調理させて食べていたことから、このように呼ばれるようになったそうです。
シャトーブリアンの値段
シャトーブリアンは希少価値が高く肉質も最高級であるため、市場の取引価格は牛のランクによって100gあたり7000円〜1万円前後、ブランド牛はさらに高値で売られています。
シャトーブリアンの美味しい焼き方
シャトーブリアンを焼く際のポイントは、ステーキを焼く時と全く同じです。
以下のポイントを押さえることで、高級食材シャトーブリアンをご自宅でも手軽に美味しくいただくことができますよ!
- まず、お肉は常温に戻しておくこと
- 焼く直前にお肉に塩胡椒をふること
- 厚手のフライパンで表面をカリッと焼き上げること
- おすすめの焼き加減はレアまたはミディアムレア
思い出したら、お腹がぐぅーーっとなってきました。
美味しいお肉、また食べられるように日々頑張ります!