油淋鶏とよばれる美味しすぎる唐揚げをご存知ですか?
わたしと油淋鶏の思い出を語るためには15年ほど遡るのですが…
大学時代にアルバイトをしていた居酒屋の人気メニューとして初めてその読み方を知り、こんなにもビールと相性の良い食べ物があるものかと、1口食べた瞬間感動したのを今でも覚えています。
それ以来大好きなメニューの1つで、実はカンボジアでやっている食堂OHANAでも大人気のレギュラーメニューとして油淋鶏が仲間入りしています。
今回の記事では、簡単なのに本格的に作ることができる油淋鶏のたれの作り方をご紹介します。
懐かしのOHANAの油淋鶏をご自宅で食べたいなぁという方は必見ですよ!
油淋鶏とは?
油淋鶏とは、油で揚げた鶏肉に刻んだ長ネギとお醤油ベースの香味だれをかけたもので、簡単に言えば中華風のネギソース唐揚げのことです。
油淋鶏のたれのレシピ
ご自宅にあるもので手軽に作れる油淋鶏のたれの作り方をご紹介します。
刻んだ薬味と調味料を混ぜるだけの簡単レシピですので、おうちごはんのレパートリーの1つにぜひ加えてみてください。
ユーリンチーのタレの黄金比
醤油:お酢:砂糖:お酒を3:3:2:1と覚えるとわかりやすいですよ!
材料(作りやすい分量)
- 長ネギ 1本
- 生姜 1〜2片
- にんにく 1〜2片
- 醤油 大さじ3
- 酢 大さじ3
- 砂糖 大さじ2
- はちみつ 10g
- 酒 大さじ1
- ごま油 大さじ1.5
お料理に使うお砂糖は白砂糖ではなく、ミネラルの多いてんさい糖やきび砂糖がおすすめです。
作り方
- 長ネギをみじん切りにする
- 生姜、にんにくはすりおろす
- 全ての調味料をよく混ぜ合わせて、①②を加える
まず、長ネギは細かめのみじん切りにします。
長ネギを切る前に、包丁をしっかり研いでおくとストレスなく作業ができます。
切れ味のいい包丁と包丁研ぎをお探しの方は、こちらもご覧ください!
次に、生姜とにんにくをすりおろします。
手軽なチューブタイプを使ってもOKですが、個人的には生のものを使った方がクセがなくて風味がいいのでおすすめです。
おろし金はMicroplaneのゼスターグレーターを使っています。
某ガス会社の料理教室勤務時代に先輩にいただいたもので、10年以上愛用中。
細かい作業がしやすく、薬味をすりおろす作業だけでなく、ナツメグなどのホールスパイスを削ったり、レモンの皮をおろしたり、チーズをおろす時などさまざまな場面で大活躍してくれる大切な仕事道具です。
お砂糖やはちみつを溶かすように全ての調味料をしっかりと混ぜ合わせて、刻んだ長ネギとすりおろした生姜・にんにくを加えればできあがりです。
熱湯消毒した空き瓶などで保管すれば、冷蔵保存で10日程度日持ちします。
油淋鶏のたれは混ぜ合わせてすぐに使うこともできますが、冷蔵庫で1晩寝かせた方が味が馴染んでより美味しくなりますよ。
油淋鶏のたれの活用法
油淋鶏だれのベースはお醤油とお酢とごま油なので、中華風に仕上げたい時に相性のいいソースです。
鶏の唐揚げにかける以外にも様々なお料理に活用できますので、ぜひ試してみてください!
- サバの唐揚げのソースとして
- チャーハンの隠し味として
- 冷奴にかけて
- 蒸し鶏のサラダにかけて
- なす、かぼちゃ、れんこんなど揚げ野菜のソースとして
まとめ|油淋鶏のたれを作ってお料理のレパートリーを広げよう!
いつもの唐揚げ以外のレパートリーが欲しいなぁという方は、ぜひ油淋鶏に挑戦してみてください。
甘酸っぱいソースが食欲をそそる油淋鶏は、疲れが溜まって夏バテ気味の時にも不思議とさっぱり食べることができますよ。
もちろん、ビールやハイボールのおつまみとしても最高です!