カンボジア人は基本的にお米を主食として食べていますが、フランス植民地時代の影響が食文化にも残っており、フランスパンを使ったサンドイッチも街中でよく見かけます。
東南アジアのバケットサンドといえばベトナムのバインミーが有名ですが、実はカンボジアにもあるんですよ!
カンボジア語ではヌンパン・パテと呼ばれ、パリッとした噛み応えのいいフランスパンに、豚肉やハム、たっぷりのピクルスを挟んで食べる軽食の定番です。
お米のストックが切れてしまったので、たまーに食べたくなるヌンパンパテで今朝は軽めの朝食😉🇰🇭#カンボジアの朝ごはん pic.twitter.com/03AlpvOeDk
— じゅんこ@週末限定の呑み食い処OHANA🇰🇭 (@junko_siemreap) June 10, 2021
この記事では、カンボジアに来たら絶対食べて欲しい美味しすぎるヌンパン・パテの魅力とおすすめのお店についてご紹介します。
ヌンパン・パテとは?
ヌンパン・パテとは、カンボジアのローカルフードであるバケットサンドイッチのことです!
- ヌンパン= 小麦粉で作られたパンの総称
- パテ = お肉のペーストやハムのこと
(ノンパン・パテと表記されている場合もあります。)
パリッとトーストしたフランスパンにたっぷりのバターとお肉のペーストを塗り、ハムやピクルスなどを挟んだカンボジア人も大好きなサンドイッチです。
小ネギを1本そのまま挟むのも特徴的ですね。
最初は生のネギをこのまま食べるのかぁ〜とびっくりしましたが、期待を裏切らない意外な美味しさなので、ぜひチャレンジしてみてください!
付け合わせのピクルスはほんのり甘めの味わいで、きゅうり、千切りパパイヤなどお店によって様々です。
チリソースが付いているので、辛い味付けが好きな方はソースをつけて召し上がってください。
わたしは辛いのが苦手なのでそのまま食べますが、多くのカンボジア人はガンガンソースをかけています!
おすすめのお店|NEAK POAN RESTAURANT
街の中心地にお店を構えているNEAK POAN RESTAURANTは24時間営業の食堂です。
美味しいハムにこだわりがあるお店で、地元の方にも人気のあるヌンパン・パテを販売しています。
お店の正面にヌンパン専用の調理台があり、注文したらすぐに作ってくれます。
注文してからフランスパンを焼いてくれるので、パリッパリの食感を楽しめる出来立てを頬張ってみてくださいね。
お値段は1/2本で1ドル(約120円)と屋台のものと比べると若干高いようにも感じますが、こだわりの美味しいハムが大人気でいつも賑わっていますよ。
チャーハンや焼きそばなどの食事もできるようですが、店内はあまり広くないためヌンパン・パテを持ち帰るお客さんが大方かと思います。
わたしはヌンパン・パテの持ち帰り専門店としてお世話になっています。
シェムリアップにお立ち寄りの際は、ぜひ行ってみてくださいね!