今年も新茶の季節がやってきましたね。
しかしながら、カンボジアは日本からのEMS(国際スピード郵便)が止まっていて、2021年の新茶はお預け状態です。(2021.06.22 現在)
ところで、頂き物の緑茶が自宅で眠っていて困っている・・・なんてこと、ありませんか???
今回の記事ではそんなお悩みを解決するために、わたしが愛飲している静岡茶を使った濃厚お茶プリンの作り方をご紹介します。
ゼラチンを使って固めるだけの簡単レシピなのに、まるでお店で買ったような濃厚でなめらかな食感に仕上がりますので、ぜひお楽しみに!
また、古くなってしまったお茶の活用法として自家焙煎ほうじ茶の作り方も解説しますよ。
濃厚お茶プリンの作り方
緑茶の苦味がクセになる濃厚なめらかお茶プリンのレシピです。
材料(カップ3〜4個分)
- 牛乳 300ml
- グラニュー糖 大さじ2〜3
- 茶葉 10〜15g
- 板ゼラチン 5g
- 生クリーム(乳脂肪35%) 100ml
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プリンやムースを作る時は、脂肪分の少ない35%の生クリームを使うと、クドくならずにコクのある仕上がりになります。
作り方
- 板ゼラチンはたっぷりの冷水でふやかす
- 小鍋に牛乳、グラニュー糖を入れて火にかける
- 沸騰直前で火を止め、①と茶葉を加えて軽く混ぜる
- ストレーナーで茶葉を濾して、ボールにうつして氷水で冷やす
- ④にとろみがついたら、生クリームと合わせる
- カップに入れて冷やし固める
おもてなし料理にする時は、粒あんや金粉を飾ると見た目が豪華に仕上がりますね。
緑茶の活用方法|焙煎してほうじ茶として楽しもう!
飲みきれずに自宅で余ってしまった緑茶や期限切れの古いお茶の活用方法をご紹介します。
緑茶とほうじ茶の違いとは
緑茶とほうじ茶の原材料は、実は同じ茶葉を使用していますが製造工程が異なるため、それぞれ風味が全く違う特徴的なお茶となります。
緑茶(玉露、番茶、煎茶など):生葉を蒸して発酵を止め、揉んで乾かした濃い緑色のお茶で、独特の甘い香りとすっきりした心地よい苦味が特徴
ほうじ茶:緑茶の茶葉を更に焙煎した(炒った)褐色のお茶で、苦味や渋みが少なく香ばしい香りが特徴
風味が全然違うお茶なのに同じ茶葉からできているというのは、意外とびっくりしますよね。
簡単に言えば、緑茶を焙煎したものがほうじ茶ですね。
自家焙煎ほうじ茶の作り方
緑茶を使って、ご自宅でもほうじ茶を作る方法を紹介します。
やり方はとても簡単で、フライパンを使ってひたすら煎ります。
焦げないように、フライパンをこまめに振りながら、茶葉の量に合わせて5〜10分程度強めの中火で焙煎しましょう。
風味が落ちてしまった古い緑茶でもほうじ茶にすれば、香ばしさが蘇りますよ!
↑BEFORE:静岡茶(深蒸し緑茶)
↑AFTER:自家焙煎ほうじ茶
煎りたての香ばしさを楽しめる自家焙煎のほうじ茶を淹れてみました。
まとめ|緑茶を上手に活用しよう!
緑茶の活用法として、お茶プリンの作り方と自家焙煎のほうじ茶についてご紹介しました。
お茶プリンはゼラチンで固めるだけの簡単なレシピですので、夏に美味しい冷んやりおやつのレパートリーに加えて、ぜひご家族をびっくりさせてみてください。
ひと手間加えて、緑茶を焙煎したほうじ茶を使ったほうじ茶プリンもおすすめです。
緑茶は抗酸化作用のあるカテキンが豊富で健康に良いメリットも多いので、上手に活用しながら普段の食生活に取り入れてみてくださいね。
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