冬になると食べたくなる甘〜い石焼き芋。
屋台だと1本300円〜500円、スーパーで買っても200円〜300円と、まぁまぁいいお値段ですよね。
なんと、実はオーブンで焼くだけで、おウチでも簡単にねっとり焼き芋を作ることができるんですよ。
今回はお店で買ったような甘〜い焼き芋をご自宅で再現する方法をご紹介します!
ねっとり焼き芋の作り方
材料/用意するもの
- さつまいも 1袋(中サイズ3本)
- オーブンシート
今回は焼き芋が驚きの甘さになるという紅はるかという品種のさつまいもを使いました。
手順
- オーブンを200℃に予熱する
- さつまいもは皮ごとよく洗う
- 天板にオーブンシートを敷いて、約40分焼く
(さつまいもが大きい場合は様子を見ながら、プラス10分くらい) - 時間があれば、庫内でそのまま冷ます
はい!200℃に予熱したオーブンで40分焼くだけです。
まるでお店で買ったみたいな(いや、焼き立てなので多分それ以上に美味しい)焼き芋ができあがりました。
ポイント|ホイルに包まずにそのまま焼く
さつまいもをアルミホイルに包むと蒸し焼きのような仕上がりになるので、そのままオーブンで香ばしく焼き上げます。
焼き芋におすすめなさつまいもの品種
さつまいもにはさまざまな品種があり、どれを選んでいいのか悩んでしまいますよね。
焼き芋におすすめな品種と味わいの特徴を簡単にご紹介します。
紅はるか
はるかに甘いをコンセプトに作られた比較的新しい品種のさつまいもです。
糖度が高く強い甘みを感じますが、後味はすっきりとした上品な味わいとしっとりとした食感が特徴的です。
紅あずま
紅あずまは茨城や千葉など主に関東で栽培されている品種で、ホクホクとねっとりの中間タイプのさつまいもです。
加熱すると果肉の濃い黄色が美しく、甘みも強いことから特に関東地方で人気があります。
なると金時
徳島県特産の鳴門金時は、素朴で上品な優しい甘みが特徴です。
甘さ控えめの懐かしい味わいで、加熱すると黄色くホクホクとした焼き芋になります。
シルクスイート
最近話題のシルクスイートは紅はるかよりもさらに新しい品種です。
焼き芋にすると非常に甘く、絹のようなしっとり滑らかな舌触りが特徴的です。
安納芋
安納芋は種子島特産のさつまいもで、ねっとりとした食感と蜜たっぷりのまるでスイーツのような甘みが特徴です。
焼き上げると糖度40度近くにもなる濃厚な甘さととろける食感が焼き芋ブームを引き起こした人気の品種です。
まとめ|さつまいもはじっくり加熱することで甘くなる
さつまいもには強力な糖化酵素(β-アミラーゼ)が含まれており、加熱すると甘味の元である麦芽糖が増加します。
この酵素は緩やかな温度上昇の中で時間をかけて加熱することで作用するため、オーブンの遠赤外線でじっくり焼いたさつまいもは麦芽糖が多く、甘くなるという訳です。
さらにオーブンで焼くことで、表面の水分が減少し味が濃縮することも甘さが引き立つ理由です。
オーブンは好きなものを買っていいとの許可がおりたので、こちらを手に入れました。
オーブンシートは洗って繰り返し使えるタイプを使用しています。